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ドラゴン広石「晴れ時々パチスロ」
少し前の話になりますが、2月5日に新宿ロフトプラスワンで行われたゲームセンターライズさんが主催するトークショー「中武一日二膳・栄華、チェロスの廃業ホール探訪記」を観に行きました。



私はあくまで個人的な趣味で参加したにもかかわらず、会場に着いたらライズさんのご厚意で関係者席に通されたりしてすげぇ恐縮したのですが、トークショーが始まるとそんな気持ちはあっという間に消え失せ、御三方の奥深いトークに完全に引き込まれてしまいました。

トークショーのタイトルこそ「廃業ホール探訪記」になっていますが、実際に廃墟と化したホールの跡地の写真はさほど多くなく、廃業する直前の写真や、廃業した後の建物が他業種に転用されている写真が大半を占めていました。栄華さんご自身も「私は廃墟に興味があるわけではなく、古いパチンコ屋さんが大好きなんです。だから、近くのパチンコ店が潰れましたという情報より、こんな昔ながらのパチンコ屋さんが今も営業しています…という話の方が嬉しい。潰れた情報よりむしろ、閉店する前に教えてください」とおしゃっていましたが(要約)、そこらへんの考え方は私も同じ。田舎に行くと時おり「ああ、この建物は昔パチンコ屋さんだったんだなぁ…」と思わせる、そんな他業種のお店をいくつも見かけますが、私も敷地が草ぼうぼうの廃墟を見るより、パチンコ屋さんの面影を残す日本人形の店や鉄工所や雀荘や食堂を見る方が数百倍も好きですから。ホールの建物にも第二の人生があっていいじゃないか!

そして、驚いたのは二膳ちゃんに「古いホールを写真に撮る趣味」があったということです。二膳ちゃんといえばビタ押しの達人で、なのにビタ押しが全く意味をなさないGOD専門スロッターで、なおかつ筋金入りの鉄ちゃん。私はそんなイメージしか抱いていなかったのですが、栄華さんの写真に次いで紹介された二膳ちゃんの写真の凄いこと凄いこと…。一般の方にはまるっきり興味がわかない写真だと思いますが、同好の士にとっては素晴らしいお宝写真の山ですわ。


嗚呼、私も液晶演出の写メばかり集めだけじゃなく、昔のホールの写真を撮っておけば良かった!

そんな風にも思ったのですが、今となっては後のフェスティバル。まぁ、昔は今のようなスマホもカメラ付きケータイもありませんでしたし、パチ屋の外観を撮るだけならまだしも、店内でカメラを構えたら店員さんが飛んで来るのが普通でしたから、写真を残すにはよほどの根性が必要だったでしょうけどね。


…で、私のライブラリーの中に残っていた、数少ない廃業ホールの写メがこれ。



今は亡き、大分県杵築市の「キング会館」さんです。

古いガイド読者さんなら覚えておられるかも知れませんが、パチスロ必勝ガイド2001年2月号で行われた91時間バトル特別編のVS「センチュリー21」バトルは、知る人ぞ知る宮城県大河原町のエンパイアさん(すでに閉店)で行われました。エンパイアさんにセンチュリー21は1台しかなかったのですけど、キング会館さんには1シマ16台が残っており、どうせ遠出するならこの店でバトルをやりましょうよと、当時、私は片岡編集長に意見具申したんですけど、宮城県と大分県の距離の差が出たんでしょうね。あまりにも予算がかかりすぎるという理由で、残念ながら却下されました。

だけど、大分は私の生まれ故郷ですから、実家に帰るたびにキング会館さんに行き、最後は8台に減台されたセンチュリー21を打って(半分はイエティに入れ替えられてました)、適度にお店の収入に貢献していたんですけど、2003年の3月に行くと入口の扉が固く閉ざされていましてね。あまりにも悲しくて写真を数枚撮影した内の1点がこの写真です。今やキング会館の建物は完全に取り壊されて個人の住宅になっているらしいんですが、いまになって考えると写真を残せて本当に良かったと思います。


トークショーの終了後、私は打ち上げにも呼んで頂いて、皆さんといろんな話をしたんですけど、栄華さんが淋しそうに言った一言が妙に印象的でした。

「ホールの外観写真の貴重さ。それを撮ることができたのに、撮らずに過ごしてきた日々を思うと捨て鉢になりかけることもありますが、今後も撮り続けようと思います」

その意気やよし。同好の士として私は栄華さんを応援します。

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