スロガイ☆フラグ

パチスロ必勝ガイド携帯メールマガジン
アレ鈴虫が書いている〜リーチメリーチメリーチメリン♪
何年前だったか、91時間バトルの「俺の空」回の原稿において大笑いしたことがある。書き手は田中さんで、大まかな内容は、リールの隙間にちぢれ毛が絡んでいたという話だ。


店長が股間を触りながら設定変更をしたとは考えたくないとか、田中ワールドの想像が全開で、腹を抱えて読んだ記憶がよみがえる。ただ、同時にその話を信じられずにいた。


田中さんはウソをつく人じゃないから事実にしても、そんなことがあるのかと。自分の目で見たもの以外はなかなか信じられないものである。



あった。リプレイ絵柄の鼻の上から、NIKEのロゴのように右へ毛が伸びているのがおわかりいただけるだろうか。ちぢれていないだけでありがたいし、通常の毛なら台の開け閉めをする店員さんのものが濃厚だろう。


ちぢれ毛とピンと伸びた毛なら意味合いがまったく違う。なぜこんなところに…といった想像から生まれる笑いのレベルは大きく変わってくるが、毛がそこにあるという事実は変わらない。


右リールにこの位置が停止すると、停止したと同時にその反動で毛がフワッと舞い、元の位置に戻るのである。現代のパチスロにおいて、液晶や左リールを差し置いて右リールに注目が集まる台はそうあるものではない。


自分はこの位置を積極的に狙ってみた。滑らせてもフワッ、ビタ気味に押してもフワッ、何度やってもフワッとするだけ。いつかNIKEのロゴからPUMAに変化しないか、左リールの1確付近に移動しないか、ドキドキしながら狙っても、やつは頑固だった。



おでこの上の部分が冬のせいなのか、年のせいなのか、最近、寒くなってきた。今度、自由に舞うときは、ここに飛んできていいんだよ。
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スロ仲間だった友達が、どうやってお金を捻出したのかわからないけれど、居酒屋をオープンさせました。一品料理より、そばとうどんのメニューのほうが多い麺に運命を託しすぎた居酒屋ですが、それ以上に大きな特徴が看板犬のコーギー、名前はダニエルです。


外から店内が見えるのですが、入り口でいつもぐったり寝ていて、通行人のアイドルになっているようです。犬嫌いはまず近づかない雰囲気も、それ以上にダニエル目当てでくるお客さんも多いとのこと。


僕は犬より猫派。できることなら近寄らないでほしい。少しかまうだけで舌をベロベロ出し、顔を近づけてくるあの感じが好きじゃない。犬なんて黙って寝てりゃいいんだ。



そう、そうだ。寝ていればいい。しかし、犬というのはなぜこうも毛がフワフワしているのだろう。犬種にもよるが、タワシみたいで気持ち悪い。気持ち悪いんだよっ…。



動かなければまだいいが、油断すると足元まできやがる。寄らないでほしい。もう一度言うが、俺は猫派だ。犬なんて嫌いだ。媚を売りやがって、人間の足がそんなにいいのか。この犬野郎…。ダニエルッ!



かわいすぎて、そばなんて食ってる場合じゃねーよ! 犬ってこんなにかわいいの? キャンキャン吠えて威嚇して、時には怪我すらありえるぐらいの猛チャージを仕掛けてくるのが犬じゃないのか。


今日から僕は猫派であり、犬派でもあります。そう、右だ左だ、北だ南だ、いつも争っているのは人間だ。
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ホテル泊は夜が暇で、スマホをいじっていることが多い。スマホのセキュリティを貫いてきそうな怪しいサイトを閲覧し、自分を慰める夜もあるわけだが、そんな夜は決まって切なさに襲われる。恋がしたい夜は、深く長い。


翌日、番組の収録で「恋木神社」と呼ばれる場所へ行った。恋愛にご利益があるとされる、全国一社の神社で、カップルや夫婦、モテない男女から人気があるスポットらしい。



モテない男子にあてはまる自分にはぴったりで、これを機に劇的な出会いがあるかもしれない、そう直感した自分は、共演者が笑顔で仕事をこなしている横で、参拝者3万人ぶんの気持ちを横取りするほどの勢いを願いにこめた。


2日に一度は告白される男になりたいです。


男なら誰もが憧れる平成のモテ男。容姿が武器で、金を防具とするならば、自分は丸裸だが、誰にも負けないハートを持っている。女子を混乱させるハートは確実に持っているし、時にハートが腐りかけるから場合によっては死体に近いが、そのときは介護だと思ってお付き合いしてほしい。


わかっている。心の中ではお参りした人間がみんな幸せになるのなら、日本人の9割は幸せになっている。その先に求められているのは行動だ。


例えばである。いきつけのコンビニやパチ屋の店員にお気に入りにコがいたとしよう。いつもだったら声をかける勇気はないが、恋の神様にお願いしたあとならもしや…そうやって背中を押してくれる存在でいいのではないか。


ただ、そうはいっても武器も防具も揃っていない男子にそれはやっぱり難しく、だいたいはまたいつものように、部屋でさみしい夜を過ごすことになる。そう、結局は同じ毎日が繰り返されるだけ…そう思っていたら、なんとお参りした日を境に、女性からの連絡が途絶えないのである。


ま◯みちゃん、さ◯えちゃん、え◯ちゃん、この他にも多数の女性からメールが届くようになった。個人的におすすめはしたくないが、恋の神様に祈るよりも、怪しいサイトにアクセスするほうが、女性から連絡がくるようになる。


その夜はいつも以上に悲しい時間を過ごしたが、自分にはひとつだけ女性に威張れるストロングポイントがある。それを未来のお嫁さんに伝えたい。


俺はどんなことがあっても絶対にあなたより先に死なない。先に死んでほしいといわれたら考えるけれど、そうでない場合は必ずあなたの最期を看取ってあげる。だから、もし俺が新幹線に轢かれたり、毒キノコを間違って食べてしまったときは、最前線の治療を受けさせてほしい。


以上、鈴虫からのラブレターである。




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先輩、後輩、男女、友達問わず、二人っきりで飲みに行き、沈黙の時間が流れれば多少は気まずくなるわけだが、NPOの代表としてフィリピンと日本を行き来する田中さんとの時間に、その気まずさはない。


簡単な近況報告を終えて、くだらない男同士の会話をしたあとは、必ずといっていいほど沈黙の時間がやってくる。無理に話題を提供し合う間柄ではない。沈黙を苦にしないリスペクトがある。


「あっ、期間限定のゲームをやっていい?」

どうやら、スマホゲームが忙しいらしい。タイムサービス的なやつだろうか。




シャツをビシッと着こなした大人が、人さし指をメインにスマホをビシビシ叩く姿は異様というか、はっきり言って気持ち悪かったし、後輩にやられたら俺にかまってくれよと泣き言をいったかもしれないが、この人ならいい。真剣にゲームを楽しむ36歳のおっさんを、微笑ましく眺めていた。


この世に知り合いはそれこそ何人もいるが、友達と呼べる人はいったい何人いるだろうか。ひさしぶりに会っても、ひさしぶり感がない、一年会えなくてもすぐ会えるような、そんな感覚を持ってしまう人に出会えるだろうか。


15時から飲んだせいで、23時にはベロベロになって解散したんだけど、田中さんはその後、別の店に飲みに行き、初対面の女性を酔った勢いで口説いたらしい。自分も記憶が曖昧で、たしかアウトレイジを田中さんと一緒に見にいく約束をした。男たるもの約束は守らなければならない。たしか、約束の日は3日後だった。


「明日のアウトレイジどうします?」


「ごめん、もう見ちゃった。あまり面白くなかったよ」


ええええっっっっ! 色々ショックなんですけどぉぉぉぉ! それでも笑って許せる。そんな友達が何人いるだろうか。僕もそう思ってもらえるような人間になりたい。
11:13 | アレ鈴虫が書いている〜リーチメリーチメリーチメリン♪ | - | -|
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僕はイタズラやドッキリが大好きで、隙あらば怒らなそうな人をターゲットに、小さいものから大きなものまで、何かしらドッキリを狙っています。


ガイドでは八百屋コカツさんがターゲットマンになることが多いですね。いつだったか、佐賀で実戦中のコカツさんに変装をして会いに行ったときは、バレなかったです。読者を装い、握手にサイン、写真までくれました。さらに、自分で追い打ちをかけるように、コカツさんは次のような内容のツイートをしたんですよ。


「最近は遊撃隊などで騙されることが多くて構えてしまう(笑)」


構えられてないし、笑ってる場合じゃないし! ネタバラシしたときは、顔を真っ赤にして恥ずかしがっていたのが印象的です。メシをおごるから内緒にしてくれとも言われました。


遊撃隊でもストーキングの他に、本人にはウソ企画を教えて、終着駅で八百屋さんの愚痴を聞こうという裏企画を行い、見事愚痴を披露して、いざガイドを見てビックリという回もありましたね。八百屋さんって、毎回、仕組まれたかのようにハマってくれるんですよ。


さすがにやりつくしたし、これ以上はもう無理ですね。特に遊撃隊に参加してもらうとなると、もう構えちゃってるでしょ。絶対に構えちゃうでしょ。これで騙されたら本格的なバカというか、腐った白菜を恐竜の化石って言って売りつけたら買っちゃうレベルでしょ。


さて、いったいどうなるのか。やや、フライングですが、この結果は29日発売のパチスロ必勝ガイドです。何度でも、何度でも。

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その昔、データ機なんてホールになかったと聞く。なんとなく出ている、タバコの吸いがらが多い、それらがヒントなんて、間もなく平成30年を迎える現代っ子からすれば、室町時代の話である。


自分がパチスロを始めたころは、ビッグ、レギュラー、現在のハマリゲーム数、総ゲーム数、これらが見られるデータ機は当たり前だった。参考にするにはそれだけで十分だったとはいえ、それにくらべ現在のデータ機は、じつに高性能だ。


デュエルドラゴンよりはるかに大きく高性能な液晶が台の上部に置かれ、ボーナス回数はもちろん、前日の最終ゲーム数、過去数日間の差枚数、さらに、データを取る人間としてありがたいのは、ART消化ゲーム数の表示だ。


たとえば、ART中にしか見抜けない押し順不問ベルやハズレ、これらに設定差がある場合は、いちいちメモ帳を足し算してART消化ゲーム数を数えることなく、簡単に計算できる。


これは現代ならではの進化で、周辺機器を扱うメーカーも、今の時代に何が必要か、何を客が求めているのか、それらを考えて世に送り出しているのだろう。


稀に○○番台のお客様がボーナスを引きましたとか、どうでもいい情報を流してくるデータ機もあるが、連れスロのときはあいつ引きやがったなと確認できるし、見に行かずとも状況を把握できることもある。


すべてはユーザーのために考えられているのはわかる。わかっちゃいるが、スランプグラフは時に人を傷つけることも覚えておいてほしい。


そりゃ、右肩上がりのグラフはきれいだよ。まさに設定6ですねって、言いたいさ。仮にマイナスでも初当りは良好で、スランプグラフを見て思わぬお宝台を拾えることはあるが、心を折られることもあるわけで。


朝イチ、凱旋で天井までいくとこうなります。







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あれは数年前、福岡でのことだった。翌日に福岡市内での仕事を控え、前泊した自分は、現地の友人Tと食事をしながらお酒を飲んでいた。


男は牙と持っているとよくいうが、牙よりも羽根だ。その日も羽根がニョキっと生えて、どちらから言い出すまでもなく夜の街、中洲に飛んで行った。


目的は言わずもがな。キャバレーだ。案内所に駆け込めば一発解決だが、自分は案内所でのやり取りや雰囲気がどうも苦手で、可能であれば道に立っているスーツ姿の兄ちゃんに声をかけてほしい。


そこまで言うなら仕方ねぇなぁと、一軒ぐらい遊んでってやるかと、次元のように帽子をおさえながらクールに、そしてスキップをしながら店に案内されたい。帽子はかぶっちゃいないが。


道にたむろしている兄ちゃんの甘い誘いに乗るのは、歌舞伎町ならリアルアウトレイジを経験する可能性もあるが、中洲は経験上、大丈夫。ニヤけながらタバコを吸う椎名桔平の前で膝をつくことはまずない。


この日も例に漏れず、気の良さそうな兄ちゃんの誘いに乗って、少しだけ遊んで帰ることにした。スーツ姿との交渉は、年下の友人Tに任せている。自分はシャイボーイだ。Tの話では、店はそれほど大きくないので、今は客がいて、女性が二人つけるかわからないという。


男性から見てのダブルチームは納得がいかない。やはり、マンツーマンが理想である。その話を聞いて渋っていると、スーツ姿の兄ちゃんが満面の笑みで、今ちょうどお客さんが帰られたそうなので問題ありません、そう言ってきた。時は来た。我々はツイている。


案内された雑居ビルの2階、その一室はやや薄暗かった。暗いほうがブスも少しはマシに見える。そう、何かの間違いで自分がイケメンに見える可能性だってある。ベストをビシッと着たボーイが椎名桔平に似ていたのは気になったが、それは刷り込みだ。心配いらない。


店内はたしかに狭かった。テーブルは6個ほどだろうか。客は幸いにも自分たちだけで、貸し切り状態である。これなら声のボリュームを上げても問題ない。たいした話でもないのに、精一杯の声量で「マジか?」と驚き、女の子の話を聞いてあげたい。ふっ、男は自分の話をするよりも聞いてあげるものだ。


店に入ったときのテンションは高めで、そこからエウレカの設定1みたいな下がり方をするのはよくある流れだが、この日は違った。隣についたコは普通にきれいで、二言三言、言葉を交わしただけで話しやすさを感じた。Tの横についたコも普通にかわいい。


これは当りだ。こんなにかわいいコがいるのに客はいないなんて、まさに穴場だ。喜びの指ぱっちんを鳴らそうとしたその刹那、脳に電流が走った。


「たしか、スーツの兄ちゃんは、この店を紹介するとき、客で一杯だと言っていた。それで迷っていたときに、客が帰ったと。わずか数分でゼロになるわけねぇぇぇ! これは詐欺師の常套手段。目の前で物が売り切れた、やっぱりラスト1個ありましたよという例のパターンじゃねーかぁぁぁ! つまり、この店はボッタクリだぁぁぁ!」


34年生きてきて、女を見る目はないと言われてきたが、魚とキャバクラを見る目には自信があったのに、俺が餌になってどうすんだ。やっぱり、ベストを着たボーイは桔平だったよ。裏でタバコ吸って時が来るのを待ってるよ。


なんとか情報を集めようと、女の子に店のことを聞くと、入店したばかりでよく知らないとのこと。くそっ、教えが行き届いてやがる。ボロは絶対に見せないよう徹底されている。このクソ店、クソ女が!


こうなったら同情させるしかない。自分は自然な流れで家族構成の話に持っていき、母ちゃんが病気で入院していてもう長くはないこと、治療費にこれまで苦しめられたことを語った。ちなみに、母ちゃんは何年も前に亡くなっている。仮病で近親者を葬ることはよくある話だが、死んだ人間を瀕死の状態に戻すのは新しいパターンだ。


もし、人間の心があるなら、そっと耳うちでこの店がボッタクリであること、逃げるのに最適な隠れ通路があることを教えてくれるはずだが、女はただ普通に悲しみの表情で励ましてくれただけだった。こいつは心に仮面をかぶっている。頑丈な鉄仮面を。


こうなったら逃亡しかない。電話がかかってきたフリをしてトイレに行き、何も気づかずバカみたいに楽しんでいるTに、自分たちが置かれている状況をLINEで伝えた。


その後に、長文で作戦を付け加えた。結論としては、会計額が書かれた伝票を受け取って、それを見た瞬間、俺は地面に叩きつける。それを合図に逃げる、単純だが、決死である。


席に戻るとTはLINEに気づいておらず、相変わらず楽しそうにしていた。そこで、こっちは一芝居うってTに気づいてもらうよう仕向けた。


明日、仕事先の担当の方に、ホテルまで迎えにきてもらうことになっているが、たしか待ち合わせ時間は9時だったか、その連絡がTにいってるかもしれないから確認してくれと言った。


もちろん、架空の話である。Tは、わかりましたとスマホを取り出すと、顔が青ざめていった。そして、こう告げた。


「鈴虫さん、明日、渋滞の可能性があるので、待ち合わせは8時30分になるそうです…」


そうじゃねぇぇぇ! 担当の人も何タイミングよく、LINEを送ってんだよ。俺が送ったやつを見ろぉぉぉ! ジェスチャーで俺、俺、俺も送ったことを伝えると、今度こそしっかり見てくれたようで、先ほどよりも神妙な顔つきになり、クマが落ち込んだ表情をしたスタンプを送りつけてきた。


てめぇ、今の状況がわかってんのかぁぁぁ! スタンプで心情を表すようなタイミングじゃねーし、裏には桔平が控えてんだよっ! こっちは母ちゃんまで生き返らせたのによっ!


あとは時が来るのを待つしかなかった。50分ほど経ったところでこちらから声を上げた。早いけど、もう帰ることを女の子に告げると、どこに潜んでいたのか、プロレスラーの中西学みたいな人が会計額を持ってやってきた。


桔平から中西学へ。体格が2倍になった。同時にボッタクリの可能性は10倍に。先に会計額を見た女性は驚いたような表情をしている。ここでも新人気取りか…。とことん、教育が行き届いている。もはや、感心するしかない。


自分は横からチラ見して、会計額の一部が見えてしまった。左に確かに「4」という数字が見えたのだ。4の時点でアウトである。ワンセットの滞在で、4万に到達することはまずない。いや、むしろ、4万なら安いもの。こりゃ、ボッタクリ適正の40万だろう。


すいません、明日、8時半にロビーで待ち合わせはできません。海の中にいるかもしれません。さあ、それでも抗いますか。最後に金額をこの目に焼きつけ、伝票を叩きつけて、逃げるだけ逃げてみよう。よっしゃ、行くぜと、伝票を開けたら………。


「あれっ? 4000円。よんせんえん?」


中西学に目を向ける。これって?


「鈴虫さん…ですよね? いつもテレビなどで見てます。今日はご来店、誠にありがとうございます。ウチの店はできたばかりで、なかなかお客さんがいないんですよ。もし、気に入っていただけたら、また福岡に来られた際はぜひ、遊びに来てください。本当はタダにしたいところですが、逆に気を使わせるのも悪いので、キャストのぶんだけいただきます」


アニキィィィ! アニキィィィ! アニキィィィ!


すいませんっ、ボッタクリだと思ってました。女の子は心ない鉄仮面だと思ってました。すべて勘違いでしたぁ。現場で大笑いしていたTと、そして自分を拳の骨が折れるまで殴りたい。


福岡は温かいところだなぁ。優しさは時に人を勘違いさせるよ。
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廉価版と呼ばれるコミックスは移動の友。コンビニなどで売られている、過去の作品を一冊に、ボリューミーにまとめた本は読み応えがあり、暇を解消してくれる武器である。

その中でもお気に入りなのがゴルゴシリーズで、どこから読んでも楽しめるのが素晴らしい。持ち運ぶのはやや面倒だが、近所に古本屋があるので、108円で買えるのはありがたい。旅のお供にはぜひゴルゴを。




ゴルゴの魅力は、社会情勢を知れることにある。最新話であれば、ニュースにすらなっていない他国の問題を知ることができる。どこから情報を仕入れているかを考えたら、ドアをノックされそうで怖いから詮索は避けるが、自分が賢くなったような気になれる。


もうひとつ、ゴルゴといえば濡れ場だ。一般的に男は女を抱きに行くものだが、ゴルゴの場合は女性から求めてくる。女性の喘ぎ声は「オオオゥゥゥ」と、絶頂のその先に行っていることから、ゴルゴは夜のパイソンも一流に扱う…って、やかましいわ!

とにかく、ゴルゴは見どころが多い。読み物としては超一流。世界に誇る日本の漫画と言える。ああ、ゴルゴが読みたい。コンビニに行けば、だいたいゴルゴは置いてある。夜中にタバコとゴルゴを買いにコンビニまで走ると、もっと走っていそうな、そして、ゴルゴから逃げ切るんじゃないかと思わせる人が待っていた。買っちゃおうかな。




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オムライスとハンバーグの次に「おにぎり」が好き。好きな食べ物ランキングで、おにぎりを上位に持ってくる人はなかなか少ないだろうけど、俺はおにぎりにウソはつけない。たかが、おにぎり、そんなことを言う人とは仲良くなれないね。


おにぎりには魔法がかかっている。茶碗にごはんを入れて、そこに塩を少しふりかけて、おかかを乗せたごはんがあったとしたら、まあまあ美味いだろうけど、握ることで旨味は何倍にも増すのがおにぎりの魔法だ。


天むすの海老なんて本望だと思うよ。自分の最後がおにぎりの具材なんて、俺だったら神に感謝しておにぎりに刺さるね。喜びのあまり尻尾が動いちゃうかもしれないよ。


ツナマヨなんて、主張する場所がサラダぐらいだったのに、おにぎり界ではそれなりにエース的な扱い受けているからね。おにぎりは、食材を救って活躍の場を与えるやさしさもあるんだよなぁ。


ただ、コンビニのおにぎりはたしかに美味いが、駅などで見かけるおにぎり専門店に比べるとやはり少し劣るだろうか。どうしても、人肌で握った際の魔法がかからないのだ。


俺はもしかしたら、手作り感のあるものが好きなのかもしれない。そういえば、こどものころ、風邪をひいて高熱を出して弱りながらも、少しずつ食欲がでできたら、母がしょうゆとおかかのおにぎりを作ってくれた。その思い出が強く残っているのかな。


欲を言えば、もっと安くしてほしいよね。おにぎり専門店は一個200円オーバーが基本だし、物によっては300円を超えるものもある。小さなこどもがあれも食べたい、これも食べたいと言えるぐらいの価格であってほしいし、部活帰りの学生が気軽に買えるようならなおいい。


おにぎり2個に、味噌汁をつけて、お茶まで頼んだら700円って…たかが、おにぎりじゃねーか。おにぎりのくせに生意気じゃねーか。やっぱ俺、オムライスが好きだわ。








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地元である北海道釧路市は、雄大な湿原や太平洋で漁れる魚介類が有名だが、動物園の存在はそこまで知られていない。同じ北海道には、全国的にもその名を知られる旭山動物園があり、北海道の動物園イコール旭山動物園といったイメージが強いのだろう。


バカ野郎。釧路動物園は北海道で一番面積が広いんだ。デカさは動物園の武器だろ。たしかに、次の動物がいるポイントに行くまで息が切れることもある。その間のドキドキこそが非日常の世界を盛り上げるスパイスではないか。


動物の種類だって負けちゃいない。大人気のホッキョクグマをはじめ、タンチョウなんかも観察できるんだ。ホッキョクグマのミルクちゃんなんて、これから回覧板をお隣さんへ渡しに行くように立ち上がるんだ。



かわいいだろう。こんなことができるのは、涼しくて住みやすい釧路の気候と、日々、動物たちの世話をしてくれる飼育員さんの頑張り、そして、客がいないノープレッシャーによるものと考えている。


釧路には客がいない。人がいない。こんなに素敵な動物園があるのに、地元民ときたら一回いったらいいやと、夜の営みに興味のないパパみたいなことを言う。


自分は帰省したら必ず足を運ぶようにしている。どこにどの動物がいるのか知っているし、特徴もわかっている。それでも飼育員さんに話しかけ、彼らのモチベーションが下がらないよう、こちらから積極的に話しかける。


ここまで考えているのに客足はそこまで伸びていない。もっと、やる気を出せ。北海道屈指の観光スポットになるチャンスなんだ。もっと、動物たちにも釧路のことを考えてもらわなきゃ困る。閉園後に動物たちでミーティングをして、反省と今後のアイディアを出し合ってほしい。



まあ、無理なんだろうね。居心地が良いから、ゆっくりと、長生きしたいんだろうねぇ。
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